右脳の空手ブログ

真義館 東京道場での稽古を通して、私自身が感じたことを書いています。

型による武術空手への道(4)

筋力は抜いているけれど、揺るぎのない締まった身体について述べてきました。 それでもなかなか体現できない人もいます。 昨日のオンライン稽古でも、締まった身体の稽古をしました。 稽古が終了した時に、弐段に昇段した婦人から、習得に多少苦労している他流派の黒帯を持つ男性に対してアドバイス

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型による武術空手への道(3)

下段払いで関節の締まった腕を経験しました。関節の締まった状態を気が通った状態とも言えます。手首を押さえている相手を簡単に後ろに押し込みます。 下段払いの腕から始め、腕受けと形を変えていきます。腕受けの腕を前から両手で掴んでもらい押さえてもらいます。そのまま相手の抵抗に関係なく前に

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型による武術空手への道(2改)締まった身体 

型を繰り返すことで身体は変わっていきます。どのように変わっていくかを知っておくことは習得の目標が明確になるので有効でしょう。 正しい型は筋力を使わないと言いました。 筋力に頼らずに動く身体はどのようなものでしょうか。 締まった身体です。 締まった身体とは、相手に触れて力を加えられ

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型による武術空手への道(1) 筋力によらない身体

ここでは、型による武術空手習得について述べていきます。 古伝の型は不思議な力があります。正しい型ができればそれだけで相手を崩す力があります。 稽古を始めて、基本稽古やサンチンなどの型を教えられます。 型の動きの順番などの外形を覚え、さらにサンチンによって呼吸を覚えていきます。 動

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武術空手への道は二つ

相手を入り込みで崩す武術空手を習得するためには大きく分けて二つの方法があります。 一つは型を正確にできる身体を作ることです。他の一つは相手との調和をもたらす心の使い方を習得することです。 レベルが上がれば両方の方法は一体化して強力な入込みができるようになります。 最初のうちは型に

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昇段審査、「入り込み」審査(3)

「入り込み」の審査で印象に強く残ったことを書きたいと思います。 日本有数の大会社の副社長をしている人の弐段昇段審査です。 新型コロナのためになかなか道場に来ることができなくなっていますが、彼は特に大きなプロジェクトを抱えて最近仕事が大変忙しく、道場にも来ることが出来ずにいました。

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昇段審査、「入り込み」審査(2)

今回弐段昇段審査を受けた4人は男性2名、女性2名です。 真義館総本部直轄東京道場が8年前創設された以前から参加されている一期生ともいうべき面々です。一人の40代の男性を除き、おおむね70代に近い方々です。 最高齢は78歳です。 一期生と言える人にはこの4人以外に数名の初段になって

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昇段審査、「入り込み」審査(1)

2021年1月24日に昇級・昇段審査が行われました。昇級審査が5名、昇段審査が5名に対して行われました。昇段審査のうち、二段昇段審査が4名、初段審査が1名に対して行われました。 今回の審査は新型コロナのために動画とオンラインによる審査となりました。最終決定は1月24日ですが、それ

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呼吸(1)

武術においては呼吸が重要であると言います。しかし、その本質について触れられることは少ないと思います。 私たちは生存するために呼吸することは不可欠です。言うまでもなく、肺で空気を吸い、吐くというほぼ無意識に行う生理的な動きで生き続けることができます。 武術と言っても生きてる営みの一

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禅と武術(3)不立文字

禅では「不立文字」と言って言葉や文字によって悟りの道は伝えられないと言います。文字や理屈を超えたところに本質はあるということだと思います。それでも言葉や文字を伝達の手段として使わざるを得ません。 禅宗(臨済宗)の公案は文字ですが、公案は理屈に合わないことに対する答えを問い詰められ

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大坪 英臣

真義館 (Shingikan) 本部直轄東京道場責任者。
参段。『右脳の空手』著者。
東京大学名誉教授。

左脳ばかり駆使してきた人間が、あるきっかけで麻山慎吾師の率いる真義館空手(武術空手)の道にはまり込んだ。
「人生の目的はここにあったのか」と思うほど、筋力を使わない右脳空手の静謐な世界を堪能している。

大坪英臣 著『右脳の空手』好評発売中!!

右脳の空手
「人生の目的はこれだったのか! 学究生活40数年、定年後の私は迷っていた。 熱中できるものが欲しかった。 無謀にもフルコン空手を始めた。 3年後、武術空手に出合った。 麻山慎吾館長は神様だった。 筋力を使わない武術空手だった。超人状態も経験させてもらった。右脳の活性化で相手を倒すのである。 武術の本源は『愛』と知った。 左脳ガチガチの工学博士が飛び込んだ右脳の世界。 ここは、なんという豊穣な世界だろう!」−『右脳の空手』(風雲社)より抜粋