右脳の空手ブログ

真義館 東京道場での稽古を通して、私自身が感じたことを書いています。

出来た!型をするように?!

「え!これでいいんですか?」 分解組手が成功した時によく聞くセリフです。 今日は分解組手の稽古の時に「型を一人でするように」をテーマにしました。 女性での最高年齢の道場生はすでに傘寿をお祝いしています。ジャズを本格的に歌い、油絵を描き、積極的に人生を楽しんでいます。 積極さと曲げ

Read More

消防士が強くなる

道場生の中に消防士の人がいます。救急隊に所属しています。鍛え上げられた柔らかい筋肉の持ち主です。極真空手の経験者でもあります。 稽古が始まりしばらくの間は立派な体に関係なく彼を崩すことは容易にできます。 ところが時々ですが彼は技をかけられ崩されるうちに突然技をかけにくくなることが

Read More

ナイファンチン

道場生のために書きました。 どの型も重い身体で動くことが重要です。特にナイファンチンは重い身体であることが強調されます。 ナイファンチンのすべての段階で重さのテストをします。誰かに後ろから腰を抱えてもち上げてもらい持ち上がらないことを確かめます。 重さを一点に集中することを試しま

Read More

サンチン

道場生のために書いています。 サンチン は心身を鍛えてくれる大事な型です。すべての型の基本となります。 まずは外形を整えることです。 運足における両足の間隔や前後の関係を正しく保つことは大事です。 両足の内旋、つまりつま先の内側への絞りが重要ですが、股関節が固い人、特に

Read More

優等生の苦しみ

型は外形を整え、その後内面を鍛えていきます。 外形を整えるまでは急速に伸びる道場生がいます。指導されることを一生懸命理解し練習する生徒です。 真面目な優等生は言葉の説明を正確に理解しようとします。理解に従い正確に体を動かします。型の外形や体の操法の習得には先生の言葉を正確に理解し

Read More

限界を決めるな

館長のオンラインによる指導がありました。 以前は月に一回東京道場に館長が来られて直接指導を受けることが出来ました。現在は新型コロナのためにオンラインによる指導に代わっています。 術の習得は、術をかけてもらい崩されることが不可欠です。崩されることを通じて身体に伝わる感覚が体に残りま

Read More

座禅と武術(2)

禅は座禅をすることで内面の修行をします。 それなのに不思議な身体能力を発揮する話があります。 沢庵和尚は安土桃山時代から江戸時代にかけての有名な禅僧です。徳川家光の依頼によりしばしば登城して禅を説いています。 柳生宗矩のために「剣禅一味」の境地を説いています。この境地を表したのが

Read More

座禅と武術(1)

江戸無血開城の立役者である山岡鉄舟は剣の修行と同時に禅の修行に励んだことは有名です。実父の教えもあったためです。 37歳からは三島の龍択寺の星定和尚のもとに参禅に通います。毎週東京での仕事を終えたのちに夜を徹して徒歩で通います。往復すると今の整備された自動車道でも300㎞くらいあ

Read More

間を制する、直方体?

格闘技空手でも上手な人は向かい合った時に威圧を感じて動きが取れないときがあると十数年の経験者が言っていました。 また、間を制するという言葉があります。相手と自分の間の空間を自分のものとしてしまうことです。 これらは「入り込む」として説明をしてきました。 もう少しイメージしやすい説

Read More

緊張を抜く、「わーいわい」と遊ぶ

人は外に対して身体を使うことに慣れているので、外からの力に対しては感覚が鋭いのですが、自分の身体の内の力がどのようになっているか意識することが難しいのです。 身体の力を抜けと言っても無意識に体を固めるためにどこかに力が入っています。力が入っていると注意すると、初心者は「力を抜いて

Read More

大坪 英臣

真義館 (Shingikan) 本部直轄東京道場責任者。
参段。『右脳の空手』著者。
東京大学名誉教授。

左脳ばかり駆使してきた人間が、あるきっかけで麻山慎吾師の率いる真義館空手(武術空手)の道にはまり込んだ。
「人生の目的はここにあったのか」と思うほど、筋力を使わない右脳空手の静謐な世界を堪能している。

大坪英臣 著『右脳の空手』好評発売中!!

右脳の空手
「人生の目的はこれだったのか! 学究生活40数年、定年後の私は迷っていた。 熱中できるものが欲しかった。 無謀にもフルコン空手を始めた。 3年後、武術空手に出合った。 麻山慎吾館長は神様だった。 筋力を使わない武術空手だった。超人状態も経験させてもらった。右脳の活性化で相手を倒すのである。 武術の本源は『愛』と知った。 左脳ガチガチの工学博士が飛び込んだ右脳の世界。 ここは、なんという豊穣な世界だろう!」−『右脳の空手』(風雲社)より抜粋