右脳の空手ブログ

真義館 東京道場での稽古を通して、私自身が感じたことを書いています。

白鳳の立ち合いは入り込み?

相撲の勝敗の半分以上立ち合いが占めると言われているほど重要なものだそうです。 「相手をより先にせめて圧力をかけられれば、押せる、差せる、まわしを取れる、といくらでも攻めることができる。」(元大関魁皇) 白鳳の立ち合いのうまさは定評があります。猫だましを使ったりと横綱らしくないと言

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エネルギー場を利用する

まず統一体について復習しましょう。全重量を下丹田に集中させます。この身体、統一体になると相手の攻撃をものともせずに相手の存在を意識しないで全重量がただ前進していくだけです。あたかも重戦車になって相手の機関銃の攻撃を踏みつぶしていく感じです。もちふみつぶすと言っても相手を攻撃してい

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寄り添い

新型コロナのために夜の稽古の参加者が少なくなっています。 参加者が少ないために道場生に対して個人向けの稽古ができます。 また、できるのが当たり前になっている初心者のための稽古を丁寧に見直すことができます。 白帯の人もできなければならない活人術の基本を復習しました。 相手に長座をし

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力を抜く 最初の大きな壁

ある人にとっては比較的容易にできて、ある人にとっては非常に難しくてできないで苦しむことがあります。 力を抜くことです。これが出来なければ何も始まらない武術の基本中の基本です。 相手を崩すためには力を抜くことが不可欠ですが、以前述べたように力で固めることは自分を防御する本能なので、

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中心、丹田について 麻山館長の説明

以前に胸の中丹田は情報やエネルギーを交換する場所、お腹の下丹田はエネルギーを貯める場所という話をいたしました。 昨日のオンライン稽古において麻山館長が丹田について言及されました。 「丹田や中心が出来ていない人が見られますが、技がかかりにくいと思います。丹田は解剖学的にはここである

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それは突然やって来る

それは突然やってきました。 立膝立ちで向き合い、両手のひら同士を合わせて相手を崩す稽古を指導していました。 どうしても手のひらを押してしまい力の押し合いになります。 相手に「入り込み」をして、そして手を軽く動かす。この順番でないと相手は崩れません。 「入る込む」方法として、胸を前

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タイミングの早さはスピードの速さではカバーできない

誰もが最初のうち勘違いすることがあります。再度取り上げたいと思います。非接触の場合の「入り込み」の方法です。 「入り込み」の原理は繰り返し述べてきました。突きなどの相手の攻撃は無意識の動きで始まります。その後しばらくたってから脳がその動きをしろと指令を出します。動き始めから約0.

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正中線、中丹田と下丹田を繋げる

武術では正中線を意識することが基本です。 抽象的な心の在り方と比べ、明確に意識することができるので、丹田の意識さらに正中線の意識から始めるべきかもしれません。正中線を意識すると相手を倒そうとして崩れやすくなる姿勢も正しく保持できます。 胸の中丹田とへそ下の下丹田の二つの丹田を上下

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「受け入れる」の日常稽古

昨日館長によるオンライン稽古がありました。サンチンを中心とした稽古でした。 最初は統一体の説明がありました。これについては別の機会に触れたいと思います。 「受け入れる」についての話もありました。 空手の稽古は道場だけではないと、館長は常日頃言われます。「受け入れる」の空手の稽古と

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ケンシロウの百裂拳は可能か?

麻山館長は相手の組手の動きは非常に遅く感じると言います。スローモーションだとも言います。相手が世界チャンピオンクラスでも同じだと言います。 館長に相手をしてもらい、向き合っ手攻撃を仕掛けた瞬間に何が何だかわからずに倒されていることがしばしばあります。その後で館長はこのような動きを

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大坪 英臣

真義館 (Shingikan) 本部直轄東京道場責任者。
参段。『右脳の空手』著者。
東京大学名誉教授。

左脳ばかり駆使してきた人間が、あるきっかけで麻山慎吾師の率いる真義館空手(武術空手)の道にはまり込んだ。
「人生の目的はここにあったのか」と思うほど、筋力を使わない右脳空手の静謐な世界を堪能している。

大坪英臣 著『右脳の空手』好評発売中!!

右脳の空手
「人生の目的はこれだったのか! 学究生活40数年、定年後の私は迷っていた。 熱中できるものが欲しかった。 無謀にもフルコン空手を始めた。 3年後、武術空手に出合った。 麻山慎吾館長は神様だった。 筋力を使わない武術空手だった。超人状態も経験させてもらった。右脳の活性化で相手を倒すのである。 武術の本源は『愛』と知った。 左脳ガチガチの工学博士が飛び込んだ右脳の世界。 ここは、なんという豊穣な世界だろう!」−『右脳の空手』(風雲社)より抜粋