右脳の空手ブログ

真義館 東京道場での稽古を通して、私自身が感じたことを書いています。

優等生の苦しみ

型は外形を整え、その後内面を鍛えていきます。 外形を整えるまでは急速に伸びる道場生がいます。指導されることを一生懸命理解し練習する生徒です。 真面目な優等生は言葉の説明を正確に理解しようとします。理解に従い正確に体を動かします。型の外形や体の操法の習得には先生の言葉を正確に理解し

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限界を決めるな

館長のオンラインによる指導がありました。 以前は月に一回東京道場に館長が来られて直接指導を受けることが出来ました。現在は新型コロナのためにオンラインによる指導に代わっています。 術の習得は、術をかけてもらい崩されることが不可欠です。崩されることを通じて身体に伝わる感覚が体に残りま

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禅と武術(2)

禅は座禅をすることで内面の修行をします。 それなのに不思議な身体能力を発揮する話があります。 沢庵和尚は安土桃山時代から江戸時代にかけての有名な禅僧です。徳川家光の依頼によりしばしば登城して禅を説いています。 柳生宗矩のために「剣禅一味」の境地を説いています。この境地を表したのが

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禅と武術(1)

江戸無血開城の立役者である山岡鉄舟は剣の修行と同時に禅の修行に励んだことは有名です。実父の教えもあったためです。 37歳からは三島の龍択寺の星定和尚のもとに参禅に通います。毎週東京での仕事を終えたのちに夜を徹して徒歩で通います。往復すると今の整備された自動車道でも300㎞くらいあ

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間を制する、直方体?

格闘技空手でも上手な人は向かい合った時に威圧を感じて動きが取れないときがあると十数年の経験者が言っていました。 また、間を制するという言葉があります。相手と自分の間の空間を自分のものとしてしまうことです。 これらは「入り込む」として説明をしてきました。 もう少しイメージしやすい説

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緊張を抜く、「わーいわい」と遊ぶ

人は外に対して身体を使うことに慣れているので、外からの力に対しては感覚が鋭いのですが、自分の身体の内の力がどのようになっているか意識することが難しいのです。 身体の力を抜けと言っても無意識に体を固めるためにどこかに力が入っています。力が入っていると注意すると、初心者は「力を抜いて

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白鳳の立ち合いは入り込み?

相撲の勝敗の半分以上立ち合いが占めると言われているほど重要なものだそうです。 「相手をより先にせめて圧力をかけられれば、押せる、差せる、まわしを取れる、といくらでも攻めることができる。」(元大関魁皇) 白鳳の立ち合いのうまさは定評があります。猫だましを使ったりと横綱らしくないと言

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エネルギー場を利用する

まず統一体について復習しましょう。全重量を下丹田に集中させます。この身体、統一体になると相手の攻撃をものともせずに相手の存在を意識しないで全重量がただ前進していくだけです。あたかも重戦車になって相手の機関銃の攻撃を踏みつぶしていく感じです。もちふみつぶすと言っても相手を攻撃してい

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寄り添い

新型コロナのために夜の稽古の参加者が少なくなっています。 参加者が少ないために道場生に対して個人向けの稽古ができます。 また、できるのが当たり前になっている初心者のための稽古を丁寧に見直すことができます。 白帯の人もできなければならない活人術の基本を復習しました。 相手に長座をし

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力を抜く 最初の大きな壁

ある人にとっては比較的容易にできて、ある人にとっては非常に難しくてできないで苦しむことがあります。 力を抜くことです。これが出来なければ何も始まらない武術の基本中の基本です。 相手を崩すためには力を抜くことが不可欠ですが、以前述べたように力で固めることは自分を防御する本能なので、

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大坪 英臣

真義館 (Shingikan) 本部直轄東京道場責任者。
参段。『右脳の空手』著者。
東京大学名誉教授。

左脳ばかり駆使してきた人間が、あるきっかけで麻山慎吾師の率いる真義館空手(武術空手)の道にはまり込んだ。
「人生の目的はここにあったのか」と思うほど、筋力を使わない右脳空手の静謐な世界を堪能している。

大坪英臣 著『右脳の空手』好評発売中!!

右脳の空手
「人生の目的はこれだったのか! 学究生活40数年、定年後の私は迷っていた。 熱中できるものが欲しかった。 無謀にもフルコン空手を始めた。 3年後、武術空手に出合った。 麻山慎吾館長は神様だった。 筋力を使わない武術空手だった。超人状態も経験させてもらった。右脳の活性化で相手を倒すのである。 武術の本源は『愛』と知った。 左脳ガチガチの工学博士が飛び込んだ右脳の世界。 ここは、なんという豊穣な世界だろう!」−『右脳の空手』(風雲社)より抜粋