右脳の空手ブログ

真義館 東京道場での稽古を通して、私自身が感じたことを書いています。

自分の身体に対する理解:正しく立つ(2)下半身

素人の私が皆さんに骨格構造の説明をするつもりはありません。お持ちのイメージを実際の構造に近づけていただく効果を知っていただきただけです。 背骨は前ブログで述べたように腰椎が体の厚み中央まで前弯して、その下部は急激に背部に向かい、仙骨、尾骨へとつながります。乱暴に言えば、お腹の真ん

Read More

自分の身体に対する理解:正しく立つ(1)背骨

武術において正しく立てればそれだけで根本は解決と言えるでしょう。 地球上に生きていて正しく立つことは、重力、地球がすべてのものを中心に引っ張っている力に沿って立つことです。まっすぐな棒状の身体であるならば鉛直になっていればよいでしょうが、少しの外乱でも倒れてしまいます。まして棒の

Read More

リベットの実験と保江の実験

リベットの実験 乱暴に言うと脳と受容器との間に約0.2~0.5秒の時間差がある。したがって、次の現象が起こる。 〇攻撃する側は突きをするあるいは蹴りを出すとき、まず無意識に動きだす。無意識に動きを始めて、約0.2~0.5秒後に脳は動けと指令を出す。しかし、脳は命令を出した直後に動

Read More

自分の身体に対する理解:どこから腕?

自分の腕の第一関節はどこでしょうか? 鎖骨の内側の先端の胸鎖関節と知ってびっくりしました。さらに背中側には肩甲骨も腕の一部なのです。腕はふわりと胸郭の上にかぶさっていると考えるべきなのです。 このように腕構造を正しく捉えると、何か変わるのでしょうか? 自分の経験を踏まえて、五十肩

Read More

武術は相手との一体化、愛

実は、攻撃する相手を心身で全面的に「受け入れる」とき、相手は無力化される。別な言い方をすると相手を「愛する」と言ってもよい。なぜ「愛」というような武術とはなじまない言葉を使うかというと、それは全身全霊で「受け入れる」とき、それは「愛」と同じ心身の作用になっていると思うからである。

Read More

なぜ攻撃する側が無力化されるか? 右脳の空手とは?

沖縄で古くから伝承されている「サンチン」をはじめとする型を正確に習得することで身体をつくっていく。型をやりこむことで身体が統合化され、手足の動きが身体の中心につながった動きになる。このとき思考は停止し、右脳が最大限に活性化する。右脳主体のまま動くことが相手の大脳機能を一時的に低下

Read More

なぜ65歳で空手を始めたのか?

現役時代は船舶工学の発展に少なからず貢献できたと思う。日本造船学会会長、日本計算工学会会長、日本学術会議会員を歴任した。 今から16年ほど前に東京大学を退職して4年ほど経って65歳の時、成り行きで空手を始めた。無謀にも直接打撃や蹴りを加えるフルコンタクト空手であった。入門4ヶ月後

Read More

総本部直轄東京道場

筋力も運動神経も使わず、ただひたすらに研ぎ澄まされた集中力で右脳を活性化する空手は、空手道の流派は数多いなかで真義館を含めほんの少数しかないと思う。筋力にもスポーツの才能にも頼らないということは、むろん年齢や男女差は関係ない。現実に東京道場の弟子の最高年齢は男86歳、女79歳であ

Read More

Karate of Harmony

If we accept that that a secret is taking advantage of time difference in brain system, the problem is how you able to catch a subtle time d

Read More

大坪 英臣

真義館 (Shingikan) 本部直轄東京道場責任者。
参段。『右脳の空手』著者。
東京大学名誉教授。

左脳ばかり駆使してきた人間が、あるきっかけで麻山慎吾師の率いる真義館空手(武術空手)の道にはまり込んだ。
「人生の目的はここにあったのか」と思うほど、筋力を使わない右脳空手の静謐な世界を堪能している。

大坪英臣 著『右脳の空手』好評発売中!!

右脳の空手
「人生の目的はこれだったのか! 学究生活40数年、定年後の私は迷っていた。 熱中できるものが欲しかった。 無謀にもフルコン空手を始めた。 3年後、武術空手に出合った。 麻山慎吾館長は神様だった。 筋力を使わない武術空手だった。超人状態も経験させてもらった。右脳の活性化で相手を倒すのである。 武術の本源は『愛』と知った。 左脳ガチガチの工学博士が飛び込んだ右脳の世界。 ここは、なんという豊穣な世界だろう!」−『右脳の空手』(風雲社)より抜粋