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正中線、中丹田と下丹田を繋げる

武術では正中線を意識することが基本です。

抽象的な心の在り方と比べ、明確に意識することができるので、丹田の意識さらに正中線の意識から始めるべきかもしれません。正中線を意識すると相手を倒そうとして崩れやすくなる姿勢も正しく保持できます。

胸の中丹田とへそ下の下丹田の二つの丹田を上下に結ぶ線が正中線となります。

胸の中丹田は外部の情報を取り込み、また情報を与えるポイントとなります。感じるポイントとも言えます。相手の攻撃の初動を感じるとともに、相手の初動を押さ込みます。「入り込み」に係る大事なポイントです。

初心のうちは中丹田から相手の中丹田にビーム光線を出してつなげる練習をします。

へそ下の下丹田はエネルギーを発生するポイントです。エネルギーの発生量が大きくなるほど統一体となり、気の量も大きく、相手に与える影響が大きくなります。

この二つの丹田をつなげた正中線を意識します。いつも意識を続けていると自分の正中線が明確に認識できるようになります。と同時に相手の正中線も見えてきます。

正中線は自分の身体を離れて移動させるイメージを持つこともできます。相手の正中線と自分の正中線を中央に移動させて合わせることができるようにもなります。これも「入り込み」です。二人の正中線が一つに溶け合うイメージができると小さな力で相手が崩れてくれます。

正中線の意識の在り方はのちに触れることにします。

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