エネルギー場を利用する

まず統一体について復習しましょう。全重量を下丹田に集中させます。この身体、統一体になると相手の攻撃をものともせずに相手の存在を意識しないで全重量がただ前進していくだけです。あたかも重戦車になって相手の機関銃の攻撃を踏みつ […]

自分の身体に対する理解:正しく立つ(1)背骨

武術において正しく立てればそれだけで根本は解決と言えるでしょう。 地球上に生きていて正しく立つことは、重力、地球がすべてのものを中心に引っ張っている力に沿って立つことです。まっすぐな棒状の身体であるならば鉛直になっていれ […]

リベットの実験と保江の実験

リベットの実験 乱暴に言うと脳と受容器との間に約0.2~0.5秒の時間差がある。したがって、次の現象が起こる。 〇攻撃する側は突きをするあるいは蹴りを出すとき、まず無意識に動きだす。無意識に動きを始めて、約0.2~0.5 […]

自分の身体に対する理解:どこから腕?

自分の腕の第一関節はどこでしょうか? 鎖骨の内側の先端の胸鎖関節と知ってびっくりしました。さらに背中側には肩甲骨も腕の一部なのです。腕はふわりと胸郭の上にかぶさっていると考えるべきなのです。 このように腕構造を正しく捉え […]

武術は相手との一体化、愛

実は、攻撃する相手を心身で全面的に「受け入れる」とき、相手は無力化される。別な言い方をすると相手を「愛する」と言ってもよい。なぜ「愛」というような武術とはなじまない言葉を使うかというと、それは全身全霊で「受け入れる」とき […]

なぜ攻撃する側が無力化されるか? 右脳の空手とは?

沖縄で古くから伝承されている「サンチン」をはじめとする型を正確に習得することで身体をつくっていく。型をやりこむことで身体が統合化され、手足の動きが身体の中心につながった動きになる。このとき思考は停止し、右脳が最大限に活性 […]

なぜ65歳で空手を始めたのか?

現役時代は船舶工学の発展に少なからず貢献できたと思う。日本造船学会会長、日本計算工学会会長、日本学術会議会員を歴任した。 今から16年ほど前に東京大学を退職して4年ほど経って65歳の時、成り行きで空手を始めた。無謀にも直 […]

総本部直轄東京道場

筋力も運動神経も使わず、ただひたすらに研ぎ澄まされた集中力で右脳を活性化する空手は、空手道の流派は数多いなかで真義館を含めほんの少数しかないと思う。筋力にもスポーツの才能にも頼らないということは、むろん年齢や男女差は関係 […]