2021年1月24日に昇級・昇段審査が行われました。昇級審査が5名、昇段審査が5名に対して行われました。昇段審査のうち、二段昇段審査が4名、初段審査が1名に対して行われました。
今回の審査は新型コロナのために動画とオンラインによる審査となりました。最終決定は1月24日ですが、それ以前からの12月、1月の約2か月にわたる長期の審査となりました。例年ですと審査日に受験者一堂に会しての審査となります。
12月初めに昇段審査の一環として「入り込み」の審査が行われました。12月に行われたのは新型コロナの感染が厳しくなることを予想されたので人が集まる機会を出来るだけ前倒しにするためでした。大阪にいる館長はzoomで審査をします。
「入り込み」の審査は、審査を受ける受験者に対して、原則黒帯が列を作り順次攻撃を仕掛け、これを崩して対処する審査です。組手における十人組手に対応します。
基本的に10分間の審査で、黒帯の間断の無い攻撃が続きます。攻撃は追い突き、前蹴りなど定型攻撃とワンツーパンチ攻撃となります。
攻撃に対して「入り込み」を行い、崩すこと、つまり倒すことが要求されます。通常の分解組手と異なり、攻撃は前の人が崩されるや否や次の黒帯が攻撃します。一息つく暇はありません。
初段審査が一人ずつの連続攻撃に対して、弐段審査は二人掛けの審査になります。二人が前後から同時に攻撃を加えます。
黒帯の人の数が本部直轄東京道場だけでは少ないために、東京支部と千葉支部から応援を求めました。格闘技空手の元世界チャンピオンの支部長などの四段、参段も含まれます。
ここで感じたことを次回書きたいと思います。