新型コロナ感染で道場稽古が出来なくなったとき、オンライン稽古がなされました。
その時、基本稽古の延長としての天の型と地の型の稽古が加わりました。もともと上級者に対しての稽古ですが、初心者にも稽古項目として加えられました。
ここではその具体的な動きを解説するつもりはありません。簡単に言うと、基本稽古に足の動きを加えたものです。
天の型は基本稽古の準備のまま足の踏み込みをします。腕受けを例にすれば、腕受けの準備態勢で、半歩の足の踏み込み、腕受けと突きを行い、足を戻します。足の踏み込みが加わることによって、真義館での基本稽古での左拳と右拳の「入り込み」にさらに足による「入り込み」が加わります。三重の「入り込み」となるわけです。
「入り込み」の手段が増えるほど、効果は強力になり確実性が増していきます。