コロナのために人が集まることが難しいために、2022年は東京道場主催の館長セミナーは3回、3月27日、10月16日と12月18日にいずれも赤坂道場において開催されました。
それ以外に東京支部主催の東京大会に合わせて7月10日中央区スポーツセンターで館長セミナーが開催されました。
セミナーのテーマは「統一体」に絞られてきています。この一年かけて「統一体」になることを目標とします。
お互いが胡坐を向かい合い、両手で前に固めて相手の拳を、中割れの手で軽く触れて相手の身体を後ろに転がす検証は、統一体であるかを知るのに大事な稽古でした。この感覚で例えば立っている相手の身体に触れると、相手は簡単に崩れます。
12月18日のテーマは「調和は無意識を制す」でした。 相手の身体に接触している部分が自分の身体と調和していることを意識して、しかも調和した相手の部分から動き始める感覚ができると、相手の身体の動きを自在にコントロールできることを学びました。
これにより、強く手首を握られても、相手を簡単に崩すことができます。