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足裏3点で立つのは人間のみ

大腿骨から脛骨からの体重は足が支えますが、足はひざ下からL字につながっているイメージを持っている人が多いような気がします。

これでは足首が固まり、踵着地の歩行ができません。実際は踵の骨はかなり長く、脛骨は距腿関節を介して足の骨とつながりますが、思っているより足の中央寄りについています。イメージはT字型の接続に近いと思います。

ターミネーターが炎上し軽金属の骨格のみとなって、サラ コナーズを追いつめる工場のシーンは脳裏から消えません。階段を滑りながら登る足は正確に人間の脚を表現していると思います。

脛骨からの体重は土踏まずの前の中足部の両側の2点と踵の1点で支えられます。このイメージで踵着地からつま先へ体重移動する歩き方が自然にできます。構造のイメージなしで歩き方だけ教えてもらっても正しい歩き方は出来ないのが私の経験です。

ところで足の裏3点で支えるのは人間のみです。だから立って歩けるのです。猿は足裏2点だけで支えているのできちんと立てません。歩くときも片手を地面につきながら歩きます。

空手を猿に習わすのは無理ですね。

頭から背骨、股関節、大腿骨、脛骨、足と長い説明をしてきました。もちろん皆さんがご存じの内容だったと思います。それでも知識と別に自分の身体のイメージはずれていたと気が付かれた方もおられたでしょう。イメージを正確なものにすることで身体の状態が変わった方もおられたと思います。私のように。

これらのイメージは武術に大きくかかわることをおいおい述べさせていただきます。

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