English English 日本語 日本語

タックルしてくる相手を崩す。心の使い方は?

相手がこちらの腰にタックルをしてくる。ぶつかってくる相手を崩せるかどうか。正しくできれば、相手の肩に軽く触れただけで相手はコロンと崩れます。

タックルを受けることは「入り込み」の練習に最適かもしれません。

相手が頭を下げて、肩からこちらのお腹にぶつかってきます。タックルによる衝突を避けるために、真正面からぶつかってくる移動線から体を横にずらすことが普通の反応かもしれません。相手の進む力を利用して振り回すことも考えられます。

sikasi,

しかし、これは相手の攻撃を避ける動きであるため、無力化はされずに筋力同士の勝負となります。

逃げずに正面から受け止めなければなりません。

「入り込み」の心の使い方としては、相手と一体化する、相手を受け入れるが有効です。ただし、相手を待って受け入れるのでは十分な「入り込み」にはならず、大事なことは前に積極的進んで受け入れなければなりません。

しかし、相手によってはこの心の使い方では崩せない場合があります。理由は衝突を生む状態になりやすいからです。ぶつかってくる衝撃を予想して、本能的にお腹を固めて耐えようとするのが原因です。

相手の肩がこちらの固めたお腹と接触した瞬間に衝突が起こります。相手は最初入り込まれていても、衝突した瞬間に覚醒してしまいます。

正しくできたときはどのようになるでしょう。相手の肩がこちらのお腹からのなんの抵抗も感じないので、肩を支えるものがないので無力化されて崩れてしまうのです。

どうすればそのような緊張しないお腹になるかは皆さんに考えていただきましょう。お腹の使い方ではなく、やはり心の使い方です。

これが確認できたとき、道場は驚きと満足感でいっぱいになりました。

Share on twitter
Twitter
Share on facebook
Facebook
Share on email
Email

道場案内

真義館 総本部直轄 東京道場は、武術・活人空手専門の道場です。
詳しくは大坪英臣道場長著『心を使う 右脳の空手』(風雲舎)』

クラス 一般男女
火曜日 19:00 〜 21:00 
木曜日 19:00 〜 21:00 
金曜日 13:00 〜 15:00 
土曜日 19:00 〜 20:30 オンライン稽古

場所 港区赤坂1-4-4 冨士野ビル2階

見学・その他お問い合わせこちらのフォームから